國田 修平(パートナー)

國田 修平
(くにた しゅうへい)
役職 | パートナー |
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資格 | 弁護士(第二東京弁護士会) |
プロフィール
出身 | 愛媛県新居浜市 |
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学歴 |
愛媛県立新居浜西高等学校 卒 明治大学 法学部 卒 慶應義塾大学大学院法務研究科 修了 |
職歴 |
弁護士法人サリュ入所 入社2年目で福岡事務所所長に抜擢(当時最年少)。その後、司法修習で過ごした神奈川県弁護士会へ登録替えし、横浜事務所に所属。主に関東・東北地方の事件を行う傍ら、パートナー弁護士として、スタッフ(事務局)教育の責任者、また法人内の業務監査担当として、インシデント等の危機管理対応を担うなど組織運営の中核にも携わる。 |
所属団体 | 第二東京弁護士会 |
公職等 (過去含む) |
・明治大学法学部・司法試験予備試験対策講座 講師(2021年4月~現職) ・交通事故委員会(福岡県弁護士会) ・労働法制員会(福岡県弁護士会) ・民事裁判手続運用委員会(神奈川県弁護士会) ・法律相談センター運営委員会(福岡県・神奈川県弁護士会) |
メディア等 |
・西日本新聞『「ほう!」な話』(養育費、改正民法における相殺について等) ・KBCラジオPAO~N出演(労働問題について) |
趣味 | テニス、ゴルフ、アニメ鑑賞 |
好きな言葉 |
耐えて春 耐雪梅花麗 経霜紅葉丹(西郷隆盛) |
専門取扱分野(実績含む)
企業分野 (企業法務) |
〇労働問題(就業規則等の整備、労働審判・訴訟等の紛争対応など) 〇企業法務(会社設立、新規事業、取引・契約、クレーム・不祥事対応、訴訟など)。 |
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個人分野 (個人法務) |
〇被害者側の賠償請求(人身損害=Personal
Injury):交通事故や労災・学校事故(弁護士登録後から現在までに交通事故単独で850件の解決実績)。 〇労働事件(労働者側)(証拠保全手続きを含む裁判・労働審判の解決実績) 〇相続(遺産分割、遺留分侵害額の請求、遺言書、相続放棄など) 〇離婚(不貞慰謝料、財産分与、監護権など) 〇その他一般民事全般 |
メッセージ

弁護士の職務は「マイク」のようなものだと考えています。すなわち、あなたの声を弁護士という「マイク」を通じて、その声を社会に届けることが我々の仕事なのではないかと思うのです。
ですが、その「マイク」が上手く作動していなければ、あなたの声を十分に伝えることができません。「マイク」が正確に機能するためにも、私は次の3点が大切であると考えています。
まずは、①法令・判例などの研究に日々の研鑽を絶えず積み重ねること。次に、②言葉を武器にする職業である以上、一語一語に労を惜しまないこと。そして、③最後に電池切れにならないため、情熱を持ち続けることです。
ただし、弁護士は機械的でなく人間的である必要があります。私はあなたとコミュニケーションを取ることを惜しみません。その過程で、リスクや厳しい言葉を投げかけることがあるかもしれません。しかし、それはあなたの人生と真剣に向き合っているからこそであるとご理解ください。
【仕事の中で心掛けていること】
母校では、司法試験講座の講師を拝命しております。この講師の経験を通じて学んだことは、複数あります。
その一つとして、実務のみならず、アカデミックな面をアップデートできていることもありますが、何よりも、法律用語が、日常的な会話の場面で使用することの困難性を実感できたことにあります。
弁護士である以上、言葉の正確性は重要です。しかし、慎重な物言いに終始するあまり、依頼者の方とイメージを十分に共有できないことがあります。そうすると、認識を共有しながら事件解決まで奔走できない可能性があります。そこで、私は、比喩や比較を用いながら、難しい法律用語を説明して、依頼者の方にもイメージを共有していただくことを心がけております。
法律用語の一つとして、法律の世界では「立証責任」という言葉がしばしば登場します。ざっくりしたイメージで言うと、自身に有利な事実を主張する者は、その事実が存在したことを証拠に基づいて証明しなければならないというルールになります。
この証明ができなければ、事実としてなかったものとして取り扱われます。「そんなのあまりにも酷だ。」と感じられた方もいらっしゃるのではないでしょうか?しかし、法律の世界では、「真実は神のみぞ知る。」という前提の下、証拠に基づいてのみ事実を認定するという仕組みを採用していますから、この仕組みの中で闘う必要があります。
私は、弁護士として、「証拠をつくる」ということを大切にしています。「つくる」と言うと、もしかしたら変な誤解を生じさせてしまうかも知れません。何か証拠を偽造するという意味では決してありません。
「つくる」というのは、例えば交通事故でいえば、現場に赴いて状況を五感でも把握する、また実際に診察をした医師にお会いして意見を頂戴するなどして、事実が何であったのかを明らかにするため、証拠を探していくというという意味になります。さらに言えば、あなたが懸命に生きてきた証拠を少しずつ集め、断片的なピースを意味付けしていきながら、事実を探求するという意味もあります。
「弁護士」と一括りに言っても、分野別の得意・不得意が当然にあります。事件の類型ごとに別の思考方法が必要になりますので、やはり各分野の対応に精通した弁護士の方が、「証拠をつくる」ことが得意だと思います。
湊第一法律事務所には、各分野に精通した弁護士が所属しておりますので、私たちと一緒に「立証責任」という高いハードルを乗り越えるため、共に頑張りましょう。
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